Djembe

 

直径8~14インチほど。長さ方向の中央がくびれた形の長細い太鼓。主に山羊皮製の片面ヘッド。西アフリカの楽器。

 

1、演奏方法  木製の胴に張られた山羊の革を、手でたたく

2、分類  膜鳴楽器 打楽器
3、楽器の形状  直径8~14インチで長さ方向に中央がくびれた形の細長い太鼓。主に山羊製の皮が片面だけに張ってある。
4、地域とジャンル  西アフリカ、特にマリ、ギニア、コートジボアールなどで盛んに使われている楽器。アフリカの日常生活に根差した音楽やお祭りなどで使われる。
5、メーカー  マリ、ギニア、コートジボアールなどの現地生産品が日本にも輸入されている。また、パーカッションのメジャーメーカーであるLP(ラテン・パーカッション)、remo、TOCA などでも作られている。
6、ジャンベの演奏家  世界的に有名なジャンベ演奏家に コンゴ出身の B・B・モフラン 、ギニア出身の ママディ・ケイタ がいる。

 

(解説)

ジャンベは西アフリカの楽器なのですが、ラテン系のコンガ、ボンゴに比べて皮(ヘッド)が柔らかくて、手でたたいてもコンガほど痛くないのが特長です(*^_^*)
(コンガ、ボンゴはとても痛いです。本気でたたいたら・もぅ大怪我です(@_@;)
その秘密は、コンガより薄くて柔らかい山羊の皮を使い、さらにコンガのようにパツンパツンに強く張らずに、多少、緩く張っていることにあります。
皮の張りが緩いので、例えば床に置いて演奏する場合、楽器を少し斜めにしてボトムを解放すると、びっくりするくらい低くて太い音が響き渡ります。この低音の迫力は、ラテン楽器には出せない魅力です。
また、皮を指で押してミュートしながらたたけば、当然ピッチは高くなり、アタックの鋭い・歯切れのよい音になります。
このようにジャンベはとてもいろいろな音が出せて音楽的に多彩なのですが、ラテン系ほどの難しさはありません。重量も軽く、値段も安めです。人気があるのが肯けます。
 

そしてなによりジャンベの魅力は、そのルックス(^v^)です。 アフリカンで、土の香りたっぷり。木と皮だけで作られているから、自然の香りがするのです。自分の部屋にさりげなく置いてあったら、インテリアとしても良いかもしれません。

 

このような、魅力あふれるジャンベを、自分で作ってみたいという人は、いませんか?

基本的にジャンベは木を繰り抜いて作る楽器だから作業はかなり大変ですが(@_@;)、適当な丸太と、山羊の皮と、工具が用意できれば、あとはひたるら根気!で、良い楽器が作れる可能性があります。それについては、ジャンベの作り方 というサイトがあります。よかったら参考にしてください......

 

ジャンベの名演奏はいっぱいあるので、2つに絞るのが大変でしたが、このあたりが名演奏です(*^_^*)
ぜひ、聴いてみてください

 

Grand Master Djembe Player!

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